アフリカの思い出

2020年4月30日

このあいだ陶芸教室で作ったカラカル皿が完成しました。一体何を入れようかな。そしてこのブログを見てくださる方なんてもはや地球上にいるのでしょうか。放置に放置を重ねまして、前回投稿からはや数ヶ月でございます。

その間にまさか世界がこんなことになるなんて思ってもみませんでしたねぇ…。私は布マスクを縫ったり、春なので家庭菜園の雑草を抜いたりしています。こんな時ですがいつも行くスーパーでいつもの店員さんが変わらず働かれていて、宅配便のいつものおっちゃんも配達してて、どうかこの人たちに何もありませんようにと願ってやみません。たまたまライフラインを支える職種だった人が、なぜか命を張って働くような状況になって。直接言えないんですけど心のなかで「ありがとう」と「お気をつけて」を強めに念じてます!

テレビで医療関係者の方が「いま我々への一番の支援は、病院にかからないでいただくことです」っておっしゃってたので、その通りやと思いましてコロナはもちろん他の病気やケガをしないように気をつけております。そんなこんなでわりとまじめに過ごしてます。

さて、経験したこともない大変な状況のこの時代なのですが、現実からの少しのエスケープにでもなればと思い、アフリカの思い出についてブログを書こうかなぁと思います。主に食べ物の話です。

アフリカの食べ物について書く書くと言いながら数ヶ月放置したのですが、まじめにアフリカの食事について書こうとしても私にたいした知識もないもので、ざっくりと気のむくままに好きだったもののお話をさせていただこうかと思います。

まず主食の話をしたいのですが、アフリカといっても場所によって食べてるものは様々でして、私は東アフリカに住んでいたのでトウモロコシが主食でした。そのあたりの国はみんなトウモロコシです。ただトウモロコシといっても日本の黄色いスイートコーンではなくて、白くて甘くないメイズを指します。

乾燥して粉末にしてこんな状態で売られてます。これが、さすが主食、アフリカの大家族のお財布にやさしい、めちゃくちゃお手頃価格です。これは2.5kgで150円くらいでした。お湯を加えてこねていくと、おもちのようになります。

これ、テレビで芸能人の方とかが食べて「まずい!」っていうのを見かけたことがあるんですけど、まずくはないというか、お米といっしょでそんなに味はありません。ほのかに甘みがあるのももちもちしているのも同じで、日本人の私たちはむしろ全然抵抗なく受け入れられる味なのではと思います。腹持ちも抜群です。

これにおかずがついてきます。野菜の炒め物とかお肉、豆など。このソースが重要でして、手で小さくちぎってちょっとこねて、このソースにつけながら食べます。おかずにソースがない時は泣きそうになります。

とってもおいしくて色んなお店で食べたんですけど、ある日下町のローカルな食堂で食べてたら、店員さんに「あんたが?これ食べに来たの?」って言われたり「外国人が手で食べてるの初めて見た!」と言ってそのへんのおっちゃんに握手を求められたりガラケーで写真撮られたりしたんですけどね(ノリノリで写っておきました)。お食事しただけで圧巻のちやほやっぷり。センキューセンキュー!ただ私ふつうにこれ好きだったので、何回も何回も行ったんですよ。そしたらそのうちついに飽きられたといいますか、だんだん誰も見向きもしてくれなくなりまして、「またお前か」という感じで私がこれを食べている姿はただの背景となりました。短いちやほやでした。ちなみに外国人なので気を利かせてフォークを出してくれることもあったのですが、フォークで食べると途端においしくないでので手で食べるのがおすすめです!

次にマビシというものの紹介をさせてください。黄色いバックに入ったこれも好きだったのでスーパーに行ったら毎回買ってました。液体に近いゆるさのヨーグルトみたいなものでして、まさにヨーグルト代わりに食後に食べてました。量が多いので3〜4日かけて1パックといった感じでした。

これを教えてくれたのが私に現地語を教えてくれた先生なんですけど、現地語の授業のあいだにおもむろに鞄からこれを取り出し、「おい、これを知っているか?これはマビシっていうんだ!飲み物で、おれたちトンガ族の大好物なんだよ!」と言って一気にごくごくと飲み干しました。

私は「え、イッキなの?」と思いました。乳製品て言ってたし。量めっちゃ多いし。これ一気飲みするタイプのものなのかな…大陸の人はすごいな…と思っていると、その5分後くらいにあんなに陽気だった先生がうずくまって「おなか痛い…」と言い出したので「そらそうやろ!」が思いっきり日本語で出てきました。あれだけ得意げに紹介しておいてなんで飲み慣れてないねん!先生しっかりして!

あとは、私はパソコンの先生をしていたんですけど、学校の門の前で「チカンダ」というものを売っているお姉さんがいました。チカンダはけっこう売れるみたいでいつもちょっとした人だかりで賑わってまして、あれはなんだろうと興味しんしんで見ていたところ、お姉さんが少し切って味見をさせてくれました。これは、おいしい!お肉!なんらかのお肉の味!

そのへんにいた同僚の男性に「これは何?」と聞いてみたところ「チカンダだよ」と言われ、「チカンダって何の肉?」と聞いたら「はっはっは、お前はチカンダを知らないのか、肉じゃないよはっはっは」と言われてはぁーおもしろかった、って感じでその人どっか行っちゃったので、結局わからなかったんですけど、おーい!このチカンダって一体何なのー?

味がもう完全にお肉なんですよね。トマトと玉ねぎのチリソースをかけてくれて、ちょっと辛めの味付けで食べます。めちゃくちゃおいしい。

掃除のおばちゃんに聞いたところチカンダは市場にあるよ、と言われたので市場に行ってみたら、

なんとチカンダはこれでした。おいものようです。

このおいもがどうやったらあのお肉のような食感と味になるのか謎でして、なんかやばいもので固めてるんじゃないという気がしないでもなかったのですが、おいしかったので2年間食べまくりました。やばいもので固めてたとしても後悔はありません!

なんかほかにも色々とおもしろい食べものがあったので、またの機会にちょこちょこご紹介させてください!またお会いしましょう〜!

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